大分県大分市の耳鼻科・アレルギー科・気管食道科・小児耳鼻科【耳・鼻・のど・アレルギー性鼻炎・中耳炎・めまい・副鼻腔炎・難聴・顔面神経麻痺などの病気】首藤耳鼻咽喉科

大分県大分市の耳鼻科・アレルギー科・気管食道科・小児耳鼻科・首藤耳鼻咽喉科
〒870-0945 大分県大分市津守12組2 TEL 097-567-8714
診療の順番受付システムはこちら
〒870-0945 大分県大分市津守12組2 TEL 097-567-8714
診療の順番受付システムはこちら
  • サイトマップ
  • 文字サイズの変更
  • 小
  • 中
  • 大
  • 2025年9月
    « 8月    
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930  

2009年を終えるにあたって

この記事は2009年12月29日に公開されたものです。
現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
最新の情報はこちらをクリックしてトップページからご確認をお願いいたします。

この記事の投稿日:2009年12月29日

本年の診療も本日12月29日までです。

開院して2年半,実に1万人を超える方々に来院頂きました。100%の満足を与えられる医療というものは,なかなか実現できるものではありません。特に患者さんが多い昨今は,じっくりとお話を伺いたくても,どうしても病気に特有の症状の要点を聴き出すことが主体となってしまい,そのためにセカセカした医療になってしまいがちであることを,日々反省致しております。しかしながら,この2年半,一度もいい加減な医療を行ったつもりはありません。治療方針を立てるにあたって,薬だけでいくのか,処置/手術(切開など)が必要なのか,それをはっきりとさせるためには,どのような検査が必要か,どのような説明をすれば,患者さんご自身や親御さんにご納得頂けるか,またより高次の医療機関に紹介するべきケースなのか,そしてそのタイミングはいつなのか,外来の短い時間の中で,医師として当然ではありますが,毎日頭をフル回転させています。

2010年を迎えるにあたって,これからも自分が患者の立場となった時に,また自分の子供が患者である時に,また自分の両親,祖父母が患者であるときに,受診して,受診させて納得できる医療を,院長以下スタッフ一同,引き続き行って参る所存です。もちろん,自分の考えうるベストの医療を行っていくために,院内研修をはじめとした,日々の研鑽,勉強も,これからも継続していきます。

皆さんに感謝を込めて,2009年のブログを終えます。

そして,来る2010年もよろしくお願い申し上げます。

首藤耳鼻咽喉科 院長 首藤純


新型インフルエンザのあとで

この記事は2009年12月21日に公開されたものです。
現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
最新の情報はこちらをクリックしてトップページからご確認をお願いいたします。

この記事の投稿日:2009年12月21日

当院でもこれまで多くの新型インフルエンザ患者さんを診察/治療して参りました。幸いにして,入院に至るほどの重症患者さんはいらっしゃらなかったのですが,今回の新型インフルエンザを通してわかったことがいくつかあります。

●これまでの迅速診断キットでは判明しにくい場合が多々あること

兄弟や親子に新型インフルエンザ陽性が確定した方がいるのにも関わらず,12−24時間を経過しても陽性とならない場合が多くあります。その場合は,状況証拠で臨床的にインフル陽性として治療します。

●解熱しても,せきが多く後遺症として残ること

インフルエンザそのものは改善しても,咳が残る方が多いです。咳は多くの場合PIC(ピック:post inflammation cough)と言われ,感染症の後で残る咳ですが,さらに持続すれば咳喘息(喘息一歩手前)となり,喘息に移行する可能性もありますので,早め早めに対応/治療する必要があります。

●解熱しても,鼻汁が多く後遺症として残ること

インフルエンザそのものは改善しても,鼻汁が残る方が多いです。鼻汁は多くの場合透明で一過性の鼻水ですが,持続すれば膿性鼻汁(黄色や緑色の鼻水,青はな,あおっぱな)となり,慢性副鼻腔炎(ちくのう)に移行する可能性もありますので,早め早めに対応/治療する必要があります。

いずれにしても,インフルエンザはタミフルやリレンザなどのインフルエンザに対する治療薬と,鼻水や咳に対する治療薬の両方が必要になりますので,ご相談下さい

大分市津守 首藤耳鼻咽喉科 しゅとじび



呼吸機能検査機器導入しました

この記事は2009年12月11日に公開されたものです。
現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
最新の情報はこちらをクリックしてトップページからご確認をお願いいたします。

この記事の投稿日:2009年12月11日

これまで喘息用の咳嗽(長く続くせき)の場合,検査として聴診や,胸のレントゲンや,問診による咳の出方で,診断をして処方してきました。しかしながら,喘息としてのコントロールを行う上で,呼吸機能検査は必要不可欠と考え,この度,呼吸機能の検査装置を導入しました。これにより,肺活量だけでなく,ピークフロー,フローボリューム曲線,気管支拡張剤を吸入する前後で呼吸機能がどのように変化するかなどを測定し,その結果に応じた,吸入薬や,内服の処方が可能となりました。

また,肺年齢という項目も調べられるようになっており,20歳をピークとして,いったい今の自分の肺年齢が何歳かもわかります。やはり,喫煙の長い方は実年齢が40歳でも肺年齢56歳など,自分の年齢+10+α歳程度の結果になるようです。

首藤耳鼻咽喉科 咳喘息 ながい咳 せき 診断 検査 治療


生体監視モニター導入

この記事は2009年12月10日に公開されたものです。
現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
最新の情報はこちらをクリックしてトップページからご確認をお願いいたします。

この記事の投稿日:2009年12月10日

これまで,点滴中や手術中の血圧やSpO2(酸素濃度の値)の測定は,看護師が別々の器械を用いてその都度行っておりました。しかしながら,手術の最中や,気分が悪くなってお見えになった患者さんの全身状態を一括して,手際よく把握するために,生体監視モニターを導入しました。

これにより,心電図,血圧,呼吸(呼吸の深さ),SpO2などを一括して測定することが可能になりました。通常の手術,点滴治療はもちろん,万万が一の事態にも,当院備え付けのAEDとともに,皆さんのお役に立てると思います。

首藤耳鼻咽喉科はこれからも,皆さんのお役に立てる新機器を導入して参ります。

首藤耳鼻咽喉科 小児耳鼻咽喉科 耳鼻科 鼻水 咳 くしゃみ アレルギーも


新型インフルエンザ予防接種ご協力御礼

この記事は2009年12月3日に公開されたものです。
現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
最新の情報はこちらをクリックしてトップページからご確認をお願いいたします。

この記事の投稿日:2009年12月03日

本日12月3日は新型インフルエンザ予防接種のみ(完全予約制)の外来でした。

約300名のお子さんに午前中の接種を行いましたが,皆さん整然と接種に臨まれ,お父さん,お母さん,ご家族の方におかれましては,ご協力ありがとうございました。おかげをもちまして,安全に,スピーディに,お待たせする時間も少なく,また現在カゼなどの病気のお子さんとの接触もなく,新型インフルエンザ予防接種を希望される多くの方々に接種を行うことができました。

当院では開業以来,予防医学に重点をおく観点から,耳鼻科として可能な限り,予防接種を施行して参りました。昨年は1年間で,季節性インフルエンザ予防接種1700名や,Hibワクチン15名の方に接種をしました。

本来,予防接種は健康な方に行うものですから,予防接種専用の形態(優先時間ではなく)をとれるのがベストです。これまで当院で予防接種の場合は,可能な限り待ち時間を少なくし,他の患者さんとの接触を減らすために,別室で早めに接種しておりましたし,もとより感染性疾患の疑われる方はあらかじめ別室(個室,点滴室など)に移動していただくなどの,医療機関として当然の対策はたてておりました。しかしながら今回,新型インフルエンザパンデミックに伴う新型インフルエンザ予防接種の場合は,早急に多くの方々への接種が必要と考え,日にちをかけて診療の片手間にゆっくりと接種をしても,本来の予防接種としての機能は果たせないとの結論に達しました。

そこで本日は1日で300名あまりの方々に新型インフルエンザ予防接種を行うこととし,来週12月10日(木)にも完全予約制で接種を行います。来週も既に予約はいっぱいとなっております。申し訳ありません。

再度入荷ありましたら,このHPにて公表して参ります。

首藤耳鼻咽喉科 予防医学 予防接種 新型インフルエンザ 季節性インフルエンザ 検査 治療 大分市


  • 診療受付時間のご案内
  • 交通アクセスのご案内
  • 順番受付システムのご案内
  • 初診の方向けの問診票ダウンロード
  • 事務長ブログ
  • 首藤歯科クリニック
  • 当院は地域医療の充実に貢献する「大分県立病院・地域医療連携登録施設」です。

ページトップへ戻る