首藤耳鼻咽喉科のスタイル
あなたに敬意を払わない人に、あなたが敬意を払う必要はない。
あなたのことが嫌いな人を、あなたが好きになる必要はない。
あなたを大切にしない人を、あなたが大切にする必要はない。
あなたを首藤耳鼻咽喉科に置き換えてみて下さい。
あなたに敬意を払わない人に、あなたが敬意を払う必要はない。
あなたのことが嫌いな人を、あなたが好きになる必要はない。
あなたを大切にしない人を、あなたが大切にする必要はない。
あなたを首藤耳鼻咽喉科に置き換えてみて下さい。
残念ながら,今年の(今年も?)花粉症は重症のようです。原因はPM2.5や黄砂と花粉症の複合要因にあると考えております。自然が相手(敵)なので,残念ながら100%症状を抑えこむことは困難とお考え下さい。そこで少しでも快適に生活を送って頂くため,内服治療の他に,今一度,生活の見直しをお願いします。
◯花粉症では熱はそうそう出るものではありませんので、発熱や咽頭痛があれば、まずはコロナ、インフル検査を行うべきでしょう。
◯ 屋外の活動を控えましょう。
雨上がりの晴天時,晴れていても霞んでいる時,が花粉の多い時です。テレビなどの花粉予報,PM2.5,黄砂予報なども参考にしましょう。極論ですが,そもそも外にでない方が良いでしょう。屋外ではマスクを外したくなりますが、花粉症の方はガマンガマン…
◯ 外出時は,マスクとメガネ(ダテメガネ、サングラス、ゴーグル)をお忘れなく。
マスクの上端の針金をフィットさせないと,マスクの効果は半減です。
眼のかゆみは目に入った花粉が原因です。コンタクトレンズの方は,この時期はコンタクトを中止するか,少なくとも「だてメガネ,サングラス」をかけましょう。普通のメガネでも,目に入る花粉の量をかなり減らすことが出来ます。顔を頻回に洗いましょう。
花粉用のガードがついたメガネは,100均でも売られています
◯ 帰宅時は,外で着た衣服は玄関で脱いで,室内に持って入らない。上衣は玄関で脱ぎ,玄関にかけておきましょう。
顔や毛髪についた花粉が,室内での花粉症症状を悪化させます。帰宅後すぐ,洗顔,洗髪(シャワー)しましょう。
◯ 洗濯もの,布団は外に干さないで下さい。
◯ 内服薬、点眼は症状に関わらず,毎日しましょう。
成人の場合:夜間の鼻閉がひどい場合は,処方あれば点鼻(上を向いて鼻に垂らす)薬を,寝る前に点鼻して下さい。処方の無い場合は,1日1−2回に限り,市販の点鼻薬(スプレー)を使用して下さい。いずれも使いすぎると,将来的に鼻閉が増悪してしまうので,使い過ぎには注意して下さい。
小児の場合:蒸しタオルを鼻に乗せてみましょう。
◯ 他のアレルギー(ハウスダスト,ダニ)が関与している可能性もありますので,アレルギーの血液検査をされていない方は,一度検査することをおすすめいたします。アレルギー薬を3日抜いて来て頂ければ、真夏でも花粉症の検査はできます。アレルギー性鼻炎の中で花粉が原因のものを,花粉症と言います。
◯ 今年ひどい方は,来年も,ひどくなることが強く予想されますので,来年は内服薬を早めに(症状が出る前の1月中)には開始しましょう。
◯ 花粉症単独の鼻汁は透明さらさらの鼻水です。膿性(あおっぱな,きいろっぱな,ねばねば)になってきた場合は,花粉症に加え,副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)が合併しております。レントゲン検査や抗生剤などの追加が必要になりますので,受診して下さい。
◯ 鼻はすすらずに,片鼻ずつ,かむようにして下さい。すすりすぎると,子供さんはもちろん,成人でも重症の中耳炎となることがあります。鼻をかむ時も,耳に抜けないように,耳が痛くない程度の強さでかんでください。花粉症の鼻づまりは,鼻汁があるからではなく,鼻の中が腫れてしまってつまっているので,無理にかみすぎないようにして下さい。
<現在、コロナ感染症蔓延に伴い、花粉症、アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療は原則中止致しております。>
スギ花粉症、ハウスダストなどのアレルギー性鼻炎のレーザー治療の問い合わせがしばしばございます。
しかしながらそのほとんどが、「とりあえずレーザーでもやってみよっか」的なノリの方が多いのも事実です。
当院ではレーザー治療を行っておりましたが、決して夢のような治療ではありません。また、本当に重症の方は、レーザーよりも鼻の形を変える手術、鼻水の出る神経を切る手術の方が有効であるとのデータが出ています。(但し、全身麻酔、入院なので当院では対応できません)
レーザーも1週間は鼻汁、鼻閉がかなり悪化しますし、効果が全くない方もいらっしゃいます。効果も1年程度(もっと早期にも)で切れます。今の症状がレーザーして改善するという保証はどこにもありません。
レーザーを行う前提として、
①2-3年以内にアレルギー検査がなされ、アレルギーの原因がはっきりしていること(検査結果持参下さい)
②当方の説明を聴いていただき、理解して、院長との信頼関係が築ける方
③これまでガイドラインに則ったきちんとした治療がなされ、それら治療が無効であった方(処方内容、検査結果持参下さい)
→花粉症の内服薬が効くくらいの方は、レーザーまでする必要がないです。
④レーザーのメリット、特にデメリットを正しく理解、了承していただける方。手術ではありますが、通常であれば、通勤、通学には影響はないと考えます
⑤他の全身的疾患が無い方(精神疾患、糖尿病、血液サラサラの薬の内服、脳梗塞・脳出血後、狭心症・心筋梗塞後、怒りっぽい、極端に神経質(臆病)などの方には不向きです)
⑥これまでずっと他院で加療されていた方は、紹介状を持参していただきたい。
⑦当院または他院でレーザーを行って、合併症(副作用)があった方には、レーザーは行いません。
小さいとはいえ手術に分類されることですので、初診でいきなりレーザーを行うようなものではありません。(全く効果のない方もいますから)
⑦スギ花粉症に対するレーザー治療は、花粉が飛散してからでは、あまり効果が期待できません。スギ花粉症に対するレーザー治療は、12−1月頃に行うのが最も効果が出ると考えます。
上記、ご了承ください。
※アレルギー性鼻炎のレーザー治療(含む花粉症)は、完全予約制で行います。かなり以前は即日に行っていたこともございますが、現在は当院で初めての方のレーザー手術は行っておりません。
※また、レーザーによるいびき、無呼吸の改善はデータが乏しく、適応しないと考えていますので、当院では、いびき、無呼吸改善目的のレーザーは行いませんので、ご了承ください。