大分県大分市の耳鼻科・アレルギー科・気管食道科・小児耳鼻科【耳・鼻・のど・アレルギー性鼻炎・中耳炎・めまい・副鼻腔炎・難聴・顔面神経麻痺などの病気】首藤耳鼻咽喉科

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魚の骨をひっかけた!(魚骨異物の話)

この記事は2015年8月10日に公開されたものです。
現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。
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この記事の投稿日:2015年08月10日

時節柄,魚の骨をひっかけて来院される方が増えております。

昨日の診療では4人の魚の骨関連の患者さんがいらっしゃいました。

魚の骨と行ってもいろいろある訳で。。。

まず,基本的に(あくまで基本的にですが),イワシ,さんま,うなぎなどの小骨は,あまり重症になることはありません。

引っかかっている場所が,口を開けたところにある扁桃の真正面なんて言う場合は,正直,我々耳鼻科専門医にとっては楽勝です。口からのアプローチでとることが可能です。

しかしながら,扁桃の下の方(舌の向こうの落ちている部分)であったりした場合は,鼻からカメラを入れて,鉗子(マジックハンドみたいなもの)で摘出します。

小骨でも,放っておくと,細菌感染を起こし,重症化することがあるので,注意が必要です。

もっとも注意すべき魚は,タイやブリ,サーモンの大きな骨,あら煮の時にある顎の骨などです。うっかり,食道などにつきささっているのに,民間療法で,ごはんを丸呑み!!みたいな非医学的なことをすると,食道を切り裂いてしまったなどという笑えない話があります。

◯予防策

まず,そもそも魚を食べる時は,刺身であれ,フライであれ,骨がある可能性を充分注意して予防して下さい。

特にご高齢の方は,飲み込む時に骨があると思っても,それを止める反射的な神経が弱まっているので,特に気をつけて下さい。また,子供さんに魚を食べさせるのはよいことですが,小児は扁桃が大きく,骨が刺さりやすいこと,また,泣きわめいて暴れてしまうと骨の摘出は無理ですから,最悪の場合,全身麻酔で摘出などと言うことになりますので,子供に食べさせる魚は親が充分に骨の確認をすること,また刺身などを加熱するなど,骨の少ない魚を選ぶことが必要です。

◯魚の骨を引っ掛けてしまった場合には,

まず,民間療法である,ごはんの丸呑みは絶対にしないで下さい。(粘膜が裂けてしまう可能性があります)

小骨でも,細菌感染の原因などになりますので,ここでもキーワードは平日午前早め早めの受診です。


当院に患者さんをご紹介頂く先生方へ

この記事は2015年8月4日に公開されたものです。
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この記事の投稿日:2015年08月04日


「鼻出血が今まさに出ている」「呼吸苦が出現している」など明らかに緊急を要する疾患の患者さんをご紹介頂く場合は,受診前にお電話を頂けると幸いです。

処置に時間がかかるため,(当院は救急病院ではありません),当院の混雑状況によっては,当院の受診よりも高次医療機関の受診をお勧めする可能性があるためです。

当院を経由して高次医療機関へ行くより,最初から高次医療機関へ行って頂いた方が,患者さんに二度手間という迷惑を避けることができる場合があると思うからです。



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